皐月賞馬券プラン
土曜の考察は後に回し、反省会を踏まえた「なんでその馬券買ったか」を先に書く。
自分が考えた今回のポイントは、
①馬場が速いうえに、ペースの鍵を握る連中が関西の鉄砲玉みたいな連中。
②ぶん回し差しに向いてない馬場。
③4コーナーでロスなく加速するか、むしろほとんど動かないか。中途半端はダメ。
※うっすらと感じるファンディーナ包囲網
→①が最も結果を左右すると考えていて、今の馬場でさほど緩めずに流した場合、普段の中山に慣れている関東の騎手では厳しいのではないかという一つの結論を手に入れた。
→②これは①とも大きく絡んでいて、持続戦皐月賞ではそれなりに立ち回りも求められるため、直線一気みたいな馬はなかなか買えない。騎手としても中山での立ち回りが出来る騎手を選ぶ必要が出てくる。
→③流れが速くてもぶん回しが効きにくそうな馬場。インが死んでいない。日曜どうなってるかは分からんが、最近は踏み固めてさらに固くなるはずなので、より顕著になる可能性すらある。
…以上の理由から、
・馬と騎手の力量を総合的に判断すると、まずは岩田騎手の8ファンディーナとデムーロ騎手の7ペルシアンナイトが浮上する。勝負どころ(4コーナー)で一気に脚を使うファンディーナと、直線まで我慢してぶん回さず捌けるミルコという組み合わせ。
・ただ、ペースが厳しくなった際に、ファンディーナがどうなるかという点について確証がないため、この2頭からさらに展開…はせずに、大荒れの別ルート開拓を決意。
・今の馬場で厳しい逃げを打った際、果たして差し差しにまでなるかな?という思い。関東勢の差し馬は仕掛けどころを誤り、多くは早く仕掛けすぎて失速するんではないか。
→皐月賞で荒れる時は前が基本。ということで、9プラチナヴォイス、11アルアイン、12アメリカズカップ、15アダムバローズあたりを絡めた馬券を買う。軸はミルコかなあ。まだ悩み中。スプリング組なら内にいる分でアウトライアーズを拾うつもり。
桜花賞ハズレ馬券反省会
夜中に買っておいたものはさておき、とにかく「リスグラシュー2着付け」を敢行した結果カスリもせず。
反省点:ソウルスターリングを過信しちゃった…とここに書いていいものなのか。相対的に見て不安視出来る材料はそんなにはなかった。ただ、あの馬場で果たしてすんなり決まるかということについてはもう少し考える必要はあったかもしれない。土曜から回復するどころかむしろ混迷の一途だったことを思えばそこは反省のしどころとしてある。競馬はキバテン。それを再確認させてくれたレースとしては有能。
気付き:桜花賞以外のところでも書いた通り、特殊馬場における集団心理というものにもう少し思いを馳せないとなあ。流れから変わる。あと、牝馬のマイルGIは結局1番人気が勝てずにスプリント寄りしか勝ててないんだよね。
4/9付ハズレ馬券反省会(桜花賞以外)
中山6。1200mでは前有利な不良ダート、強力な先行馬不在で、地力勝負と見てクラス実績ありの2と、スピード勝負に強そうな4をチョイス。当てに行った。
結果:テンから強烈な前がかりとなり大波乱。地力上位のはずの2は完全に追いバテて止まる。もともと距離実績のないうえにラスト1000くらいから早めに仕掛けていった4などもつはずもなし。
反省点:一番言ってやりたいのは、
だから 強力先行馬いない時ほど無茶する輩がわらわら湧くって言ってるだろ!!
ですね。勝手にいなくなるからいいじゃんではなく、レースそのものが壊れます。能力的な見立ての正誤については私の目では分かりかねます。
気付き:1番人気でいかにもズブズブが得意そうに見えた2ティーラウレアですが、実はスローの捲り屋さんなんだろうなと。いくら不良とはいえ前半の入りが2秒近くも速いと全く対応出来てない。前半ゆっくり進んだ方がよいタイプの追い込み脚質というのもダートでも存在するということ。単純に、ハイペース=後ろ有利ではない。
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中山10。芝マイル戦やはり先行馬有利なはずと考え、4枠と8枠の計4頭をチョイスして、そこから。
結果:4枠の8エクラミレネール、2〜3番手から持ったまま抜け出し余裕の圧勝。。ん?なんでここに書いてるんですかねえ…
反省点:なぜこの馬を軸にして単勝くらい持っておかないのか。斤量等考慮すれば隣の51より明らかに脈ありじゃねえかよ。。反省材料としては論外ですね。イージーミス。社会で信頼失うレベルのポカ。
気付き:自分の無能さ…はここに書くまでもないとして、このエクラミレネールはどうやらこういう馬場は鬼得意ですね。リンクスが早めからずっと手が動いてもう鞭まで入れてるのに涼しい顔して持ったまま。こらは明らかに馬場への適性が桁違いであることの証明。覚えておこう。…ひょっとしたらマツリダゴッホ産駒の特徴かもしれんな。親父もこういう馬場大好きだったそういや。
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中山11。この条件ですから、とりあえず内から真ん中あたりの先行馬である5レッドゲルニカを軸に、安いところはカットした3連複勝負。
結果:レッドゲルニカより内の馬がごっそり出遅れたことにより、ハナを争えるメンバー構成ではない状況で、内のポケットに押し込まれるという最悪パターン。あそこは入ったらダメなんだよなあ。トキノゲンジ…夏の新潟かよ…
気付き:レッドゲルニカ含め、先週の藤沢は馬場に泣かされましたな。この厩舎の馬って、不良馬場で実績あるのタイキシャトルくらいじゃないかな。次から気をつけますねー。
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福島12。高速馬場に適性ありげな馬を選びました、そんなに多くはないと思ったので。
結果:藤田さんの2番人気ラヴィオリがハナを切り、3F目でラップを落とし切れず前潰れ。これはちょっと考えたら分かったのに…
気付き:気付いてました。奴がハナ切るレースは絶対前壊れるだろう。なぜそこから組み立てない。。最近すっかりとりあえず前行くだけの人になってしまいました。これ今年中に10勝目行けるのだろうか。まあいいや関係ねえお前は馬券当てろ。
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中山12。単勝9。もはや何も考えてません。
結果:道中タメの入らない厳しい流れから、人気サイドで9アンヴェイルドのみ脱落。本当センスねえ。
気付き:全体の総括に近いが、馬場が悪化するほどタフなレースだらけ。馬場が悪いから?のに?、前半から厳しく、『息の入らない展開』になりやすい。これは覚えておきたい。
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阪神12。短縮が強い7サージェントバッジを主力視も、当てたい一心で枠連ボックスに。
結果:『息の入らない展開』で道中前との差を詰められず惨敗。さっきから同じことたくさん書いてますね。
気付き:出来ればリアルタイムで気付け。次の不良馬場っていつ後だよ。
4/8付ハズレ馬券反省会
…本日はこの5つしか買っていません。いわゆるストレート負けです。
中山7。馬場が速く前が有利だということはすぐに分かったので、履歴から
「同距離同コース、テンが速いレースを前(2番手以内)に付けて差のない競馬をしている馬」
を探す作業へ。
→6エッシャーが浮上。1番人気8アシャカダイキとのオッズ差を見てエッシャー単勝のみに決める。
結果:G前接戦アシャカダイキが僅か競り勝ち悔しい2着。
反省点:特にない。と言いたいところだがめっちゃ致命的なのがある。この2頭の馬連オッズを見てなかった。まさか11倍も付いてたなんて……それならむしろそっちにした可能性すらあったのに。。こないだ言ったばっかりだよねえオッズ作れって。早速やらかしてます。習慣こそ最大の悪敵なり。
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福島10。メンバーで唯一同条件2着の実績に加え、福島にも勝ち鞍ありという状況で10番人気だった9マイネルユニブランを発見、相手関係見る暇なくとりあえず複勝を置いた。
結果:テンから出して埒沿い3番手。開幕週やしいけるやろ〜からの秋山さん雑な捲りで前にいた3頭が沈む。その中でも最後まで3着争いには食いさがった(6着)のであれば狙いとしてはそんなに悪くはなかったかな。
反省点:開幕週福島という前が有利な馬場だけどその分騎手の意識も前に寄るというどないせっちゅうねんな状況、あなたの腕で解けまして?やはり手を出しちゃいけないんだよね。最近はローカルの方が前が事故りやすいもんな。そんなの何年前から知ってるじゃん。もう買うなよ?分かったか?
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中山11(ニュージーランドT)。今開催の中山マイル戦がどうも前残りばかりなもので、しかも延長組が奮わないということで(僕調べでは)、本命はスンナリ7スズカゼに決まる。対抗も短縮の14タイセイスターリーに。これには、単に延長だからというわけでもなく、ファルコンSのレベルが怪しいという思いもあった。
結果:スズカゼ4着。ん、これはぼくわるくない。パトロール見てパトロール。なんで内空けてるの?で、内から抜けられてしかも詰め寄られるとかなんすかそれ?なんか入線後隼人がシュタルケに何か言ってたらしいけど自分の間抜けぶりを棚に上げてんな。
反省点:ゴールドアクター降ろされてやる気なくしてんのかもな。そこまで考えたら買ったおれが悪いんだろうな?!
+レースレベル自体全然だと思いますし、だからこそファルコン組で余裕だったのでは?実質1400。
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(画像が前後してますが、)
福島12。比較的高速馬場なんですが、どうもそれ向きなのが少ないなーと感じ、高速上がり向きだと感じた14ラブリーアモンを狙いと定め、相手はやはり内枠かな?枠連を買いたかったので、2頭とも脈アリこ2枠に。枠連2-7。
結果:惜しくはない1-3着。テイエムフタエマルにまたしても秋山が捲りで絡み(結果1着だから仕方ないな!)ロングスパート、上がりがかかるレースになってた。それじゃ足りなくなるわなーヒメタチバナでも足りるわなーと。なんやかんや内前にいないと勝負にならん馬場で7枠というのも良くなかったです。捌くのにめっちゃ苦労してました。
反省点:さっきも書いた通り。買わんでいい。強いて言えば田中健の逃げは割とガチだということを知るよい機会になったので今後に活かせれば活かします。
+秋山さんが捲り前付けで勝ってしまいましたので、明日は壮絶な捲り合戦が予想されます。穴狙うなら明日ですよ。(さっき買うなと言ったがあれはr
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中山12。高速前残り気味ということでここは差しを狙いたいと考えました。(こういうシチュで差し狙おうとして、実際差しが間に合ってもなかなか馬券取れないんですよ。どの差しが飛んでくるかがゲート開かないと分からん部分がどうしても残る)
このあたりはもう残高も尽きる頃でとにかく当てたいといっつもテキトーに枠連を濫用してしまう癖がありまして(しかもオッズすら見てない)、そうなるとさっきと同じように2頭とも脈ありげなとこに目が行き、2枠軸の2、3、4枠へ流す。
結果:目論見通り前がやり合うも、沈んだのはその人気薄2頭のみ、3番手からあっさり抜けた馬が勝ち、2着は例の「一頭だけ末がハマった差し馬」。
反省点:馬券に根拠が乏しすぎる。こんなのは単なる運だめし。たたき台にする価値もない。
+ただ、見えたものはある。中山ダート短距離で、内枠は最近やたらと馬券になるが、好位インというのは半端すぎて伸びも垂れもしない。内枠だとスタートしてポジション取りに行くのに多少脚を使ってしまうため、どうせ差すのなら真ん中くらいの枠の方が差しやすいよってことが。
→中山ダート短距離、差し馬を狙うなら内枠は厳禁(追い込みでもぶん回すことになる)
大阪杯 ハズレ馬券の検証
【馬券購入までの思考の流れ】
・キタサンブラックの強さを疑うことはなかった。
・ペースは読み通りだった。
・馬券はサクラ中心にしたのは、無論オッズが取れるから。評価したのは中山記念から取れる想定した流れ(瞬発力の要らない後半4〜5F勝負)に合致すると判断。
・サトノは輸送減りで評価下げ、切れなかったかな。。
→サトノもサクラもイマイチ力を出せず。馬の見立てが間違ってたかどうかはよく分からない。
【確定後の雑感】
○キタサンを軸にしてもっと手を広げても十分にオッズ取れる決着だった。マカヒキを軽視してたのであればもう少し掘り下げてもよかったか。
【反省点】
▲オッズを開拓しよう。思考を固めすぎるな。数字で買え。予想は趣味でやれ。馬券は数字で買え。儲けたいならそれくらいやれ。
+
サクラはGI初挑戦。能力が足りていたとしても、当日力を発揮できる状態に持っていけるかどうかも事前にもっと慎重に吟味しておけば馬券の組み方は変えられたのではないか。
(サトノ含め、美穂勢は事故渋滞の影響を受けたとか。そこらへんはちょっと運がなかったかなと。)
→能力だけで競馬は成り立たない。外的要素もしっかり取り込むアンテナを持とう。